南アルプス市ホームページにお越しいただき、誠にありがとうございます。南アルプス市長の金丸一元です。
先般開催された6月市議会定例会において、一般会計補正予算をはじめとするすべての議案についてご承認いただきました。
また、今議会において、私は次期の市長選挙には出馬せず、今期をもって退任する意向を表明いたしましたが、残された任期におきましても全力で職務にまい進してまいります。
ここに、今議会を経てさらに加速させていく、本市の主要な5つの取り組みについてご報告いたします。
【南アルプスIC周辺整備事業】
中部横断自動車道・南アルプスインターチェンジ周辺の中央エリアにおいて、自動車事業大手「株式会社IDOM」を代表企業とする事業提案を選定し、立地協定を締結いたしました。単なる商業施設の誘致にとどまらず、幅広い世代が集い、新たな学びや体験を五感で楽しめる機能を整備します。山梨県内初進出となる魅力的な店舗等の導入を進め、本市の新たな玄関口にふさわしい賑わいある空間創出を着実に進めてまいります。
【企業誘致】
持続可能な都市経営を支える財源の確保と、若い世代の安定した雇用創出を目指し、積極的な企業誘致を推進してまいりました。その大きな結実として、御勅使南工業団地において建設が進められてきた「株式会社コーセー南アルプス工場」が、いよいよこの7月から本格的に稼働を開始いたします。この新工場は環境負荷の低減に徹底して配慮した、世界水準のサステナブル工場です。地域経済の活性化と、本市のブランド価値向上に大きく貢献するものと確信しております。
【観光の推進】
豊かな果樹や世界に誇る山岳資源を最大限に活かすため、現在、市民や事業者の皆様とともに「南アルプス市観光戦略」の策定に向けて取り組んでおります。また、観光と広域交流の中核をなす「道の駅フモット南アルプス」につきましては、来年度のグランドオープンに向けて着実に準備を進めています。南アルプスの自然や果樹観光ルートを結ぶ「つながる道の駅」として、さらなる地域活性化と観光誘客を図ってまいります。
【子育て支援】
子どもたちが健やかに育ち、安心して子育てができる環境づくりは本市の最優先課題です。不登校や学校生活に不安を抱える児童生徒への支援として、市内すべての中学校(芦安中を除く)に「校内支援教室」を設置しました。また、経済的負担の抜本的軽減として、本年9月から市内の公立保育所における給食費の完全無償化を実施します。市内外の私立保育所やこども園の利用者へも給付を行い、子育て支援のさらなる充実を進めてまいります。
【開庁時間の変更】
社会のデジタル化が進展する中、行政組織もより効率的で持続可能な形態へと進化しなければなりません。各種手続きのオンライン化の実績を踏まえ、本年10月1日より、市役所本庁舎および各支所の窓口開庁時間を、試行的に「午前9時から午後4時30分まで」へと変更することといたしました。この見直しにより窓口業務の集約と効率化を徹底し、限られた人的資源をより高度な市民サービスへシフトさせ、より便利で質の高い行政サービスを提供してまいります。
「さらに前進、未来を拓く」のスローガンのもと、最後の瞬間まで気を緩めることなく、着実にまちづくりを進めてまいります。
今後とも市政へのより一層のご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
令和8年 6月 南アルプス市長 
